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カメラグリップと分水・弥彦

いいストリームライン!


感染から4日目。日曜日。
これといって症状はないけど出かけることもできないので、
インドアでアウトドアごっこ。
マイナカード申請の時にいただいたホットサンドメーカー。
これにしてよかった。おいしい。

この休暇中にひとまず完成したスマホのカメラグリップ。
最初に買ったカメラグリップは、形は良かったんですが無線タイプ。
20分で勝手に電源が落ちてしまうんです。
あと、電源ボタンが遠くて結局両手になるので使い勝手が悪く。

お盆前あたりから構想を練って。
電子回路はさっぱりなので物理的に遠くのボタンが押せるように。
カバーの中でボタンを引っ張り込む感じで。
構想が固まったところでプリントします。

前の週には出力し終わってたんですが、
微調整でだいぶかかりました。
黄色いストラップの方です。
折角なのでグリップには余ってた豚革を張りました。
成形は良かったんだけど、接着剤がでこぼこに・・・

とりあえず目標通りの動作。
グリップを握って中指のボタンをダブルクリックでカメラ起動。
シャッターボタンで撮影ができます。
ちょっと動作がシビアなので、最終的には使わなくなるかも。

ともあれ久しぶりに工作に没頭できました。
楽しい。もっとなんか作りたい。

週明け月曜日は何故かよく眠れず、
コロナ明け初日は厳しい1日になりそう・・・
と思いきや、どうも会社的に?もう一日待機だったようで、
出勤即帰宅となりました。
体調悪かったので助かりました。

火曜日からお仕事。

9月最後の週末。
金曜日の夜、MKさんの自転車のメンテナンス。

カンパニョーロのシャマル・ミレというホイールを使ってらっしゃるんですが、
特殊なリムなので専用のブレーキシューが必要になります。
ググっても純正しかまともなのがなさそうなのでぐっと堪えて購入。
まだ効いてるけどギリギリといったところでしょうか。
ホイールを使い始めてから交換してないとのことなので、7年くらい?
普通のシューだったら二組終わってますね。
一応予備に取っておきます。


土曜日。
本当は粟雪まで自転車で行こうと思ってたんですがあいにくの天気。
じめついた庭にきのこが生えてました。どくっぽい?

一緒に走る予定だったみっちゃんの車に揺られて粟雪へ。
ひんやりした山の中は静かなもので、
久しぶりの外界に心癒されました。

今年のお米はリヤカーで取りに来れなかったけど、
無事に購入。

ついでではないですが新米おにぎりも先行でいただきました。
今年も最高のごはんをありがとうございます!
秘密の味噌もおいしかったです。
あぁ・・・ごはんおいしい。

もちろんジェラートもいただきました。
期間限定だった豆乳と、キャラメルのトッピングで。
なごむ味わいでした。

遠めに見える田んぼの上ではトンボが飛び交っていました。
季節の移ろいを感じます。
1週間缶詰だったこともあって突然秋になった気分。


日曜日も空が湿気っぽかったので、ドライブに。
先週は外に出れなかったので、無念を晴らすようにラーメンを食べに。
116号線の海燕。
おいしかったんですがお昼過ぎだったのでちょっと混んでたのと、
何かあったのか回転が悪くなかなか出てこず。
でも餃子が一つおまけされてました。
この餃子が手包みで肉厚なやつで。
おいしい。ごはんほしい。

寺泊の横丁でも見に行こうかと思ってたんですが、
お腹いっぱい過ぎて気持ち悪くなりそうだったので、
手前のにとこみえーるへ。
気になってたんです。大河津分水通水100周年のあたりから。

施設内はそんなに広くないのですが、情報たっぷり。
写真スポットがあったので1枚。
角度が最高。
プールも行きたい。

にとこって何、ケーソンて何?と説明を読みふけります。
まさか橋の下、川の下、水中で掘削作業をする装置だったとは。
ざっくり言えば沈めたコップの空気中での作業。

またこのケーソンという設備9基?を遠く九州から航路でもって来ただなんて。
話が壮大です。専用の設備でないと作ることもできないってことでしょうか。

また川の底を掘ってるとは聞いていたんですが、広げる工事だったんですね。
将来100mも幅が増えるとか。新しい橋には歩道もできるらしいので、
自転車で止まって夕日の撮影とかいいですね。楽しみ。

新しいことの他に、
通水100年という歴史を振り返るパネルがありました。
江戸時代の請願から通水まで200年、そして通水から100年。
昔の人たちが長い間大変な思いをして生きてきたのがわかりました。
総動員1000万人というのも、
自転車で走り抜ける川1本を掘りぬいたと思うと頷けます。
しかもそこには山があったんですもんね。
東洋一の大工事や、東洋のパナマ運河なんて言葉も言われるようです。
しかも最初手彫りですよ。150年くらい前。

暇があったらじっくり読んでみてほしいです。

にとこみえーるの後は帰るにも少し早かったのでちょっと寄り道。
国上寺の駐車場まで行って、道の駅に降りて。
特に何をするでもなく通り過ぎたんですが、
山沿いのコンビニの信号のところで
"指定文化財"
の文字が気になって行ってみます。

茅葺屋根の家がありました。
こちらが指定文化財、旧武石家住宅だそうです。
直ぐ近くに管理兼受付があって、近づいたらわざわざ出てきてくれて。
中に入ると200円だけど外から見るならご自由にどうぞとのこと。
折角なので上がらせてもらいました。

旧武石家は農家の家だそうです。
能登の方から移住してきた方々で、
この家は移住してきてから、高台に移り住んだ時のものだとか。

先ににとこみえーるを見てきた後だと、
高台に移動したのもなんでだかわかる気もします。

また味噌小屋なる建物もあり。
普通は一家に味噌樽が一つで十分だったそうですが、
明らかに数個おける規模、またお米も相当な量が備蓄できたようです。
上からお米を救い出して、減ったらこの板を1枚づつ外していくそうです。
板は天井近くまで取り付けられるようで、
もしかしたらこの集落の避難場所だったのかしら。
そんな風に思いました。
なんだったら分水工事と時期がかぶりますね。

他に薪小屋と、受付だと思った建屋も納屋を改装したものだったそうです。

主屋は大工仕事ではなく、
集落のみんなで立てたものだとか。
柱などはカンナ仕上げではなくごつごつしてます。
見れば見るほど味がある歴史建築です。

近くには小学校を利用した資料館も。
中は自由に入れて、かなり自由に楽しめます。
ちょっとほこりっぽいけど。
山を削って、孫の世代まで受け継いで沼地を埋め立てたって資料は、
ため息ものでした。

毎回思うけど資料館はもっと時間を作ってじっくり見たい!


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